第30回 國際生物學(xué)オリンピック ハンガリー大會終了後、文部科學(xué)省を表見訪問した日本代表（寫真提供：日本科學(xué)技術(shù)振興財団）

數(shù)學(xué)、物理、化學(xué)、情報など、様々な分野で中高生を?qū)澫螭趣筏靠茖W(xué)技術(shù)の國際コンテストが開催されています。International Biology Olympiad （國際生物學(xué)オリンピック）もその1つで、1990年に第1回大會が開催されており、今年で第30回目となりました。この日本代表選考を兼ねる日本生物學(xué)オリンピックは、生物學(xué)のおもしろさや楽しさを體験してもらうことを目的とする全國規(guī)模のコンテストです。日本生物學(xué)オリンピック2019の予選（理論試験）には、全國47都道府県から4,954人が申し込むほどの大規(guī)模な大會となっています。Agilent Technologies Foundationは、この日本生物學(xué)オリンピックに寄付を行っており、寄付金は國內(nèi)外の旅費、日本生物學(xué)オリンピックの試験開催時の會場費、國際生物學(xué)オリンピック日本代表?代表候補対象の研修費用などの一部として使われています。

未來の研究者らのネットワークづくり

現(xiàn)在、現(xiàn)在の國際生物學(xué)オリンピック日本委員會のメンバーとなっている方の一人が、1995年のタイ?バンコク大會を見學(xué)?！甘澜绀槿摔蓼盲啤⒗碚搯栴}や実験課題に取り組み、參加者同士が交流している。すごいことをやっている」という印象を受けたといいます。日本からも代表を送りたい。世界で通用する人材を養(yǎng)成したい。世界の人たちと交流する機會を提供したい。そんな思いから、大學(xué)の先生や、生物教育學(xué)會の先生、スーパーサイエンスハイスクール (SSH) に指定されている高校など、さまざまな関係者の協(xié)力を得て、日本生物學(xué)オリンピックを立ち上げたのが、2004年。2005年の國際生物學(xué)オリンピック 中國?北京大會から代表を派遣しています。今では、日本生物學(xué)オリンピック、國際生物學(xué)オリンピックは、高校の先生方にも広く認(rèn)知されてきています。日本生物學(xué)オリンピックの理論問題は大學(xué)入試の問題とは傾向が違うこともあり、高校の先生も生徒と一緒になって問題に取り組んでいる學(xué)校もあるとのこと。日本代表候補には特別な研修が行われ、生化學(xué)の基本的な実験に取り組んだり、統(tǒng)計學(xué)的な処理について學(xué)んだりすると言います。こういった研修を通して、日本代表?代表候補どうしのネットワークが強化されるほか、國際生物學(xué)オリンピックに出場した代表の中には、他國の代表とネットワークを築き上げ、大學(xué)に進(jìn)學(xué)してから、さらには研究者となってから、そのネットワークを生かしている例もあります。

2019年の國際生物學(xué)オリンピックは、7月14日から21日にかけて、ハンガリー?セゲドで開催されました。國際生物學(xué)オリンピック日本委員會のメンバーとしては、「各國の代表と交流する機會を提供することが重要であって、メダルの色は重要ではない」と話しますが、日本代表銀メダル2個、銅メダル2個と、全員がメダルを獲得して帰國しています。

2020年は長崎県佐世保市で、國際大會を開催

來年2020年の第31回　國際生物學(xué)オリンピックは長崎県佐世保市で開催されます。日本で國際生物學(xué)オリンピックが開催されるのは、2009年のつくば大會に続いて2回目。同じ國が2回目の大會を開催するのは、日本が初めてです。

今年7月に開催されたハンガリー?セゲド大會の席で、翌年の日本?長崎大會のコンセプトが発表されました。長崎大會では、各國の參加者がさまざまな日本文化に觸れられるワークショップを?qū)g施するほか、複數(shù)の國の代表同士が1つのチームとなって、磯や山など、長崎の豊かな自然を観察しながら、課題を見つけ出してもらうアクティビティを?qū)g施する計畫です。與えられた課題を解くだけではなく、自ら課題を発見することの重要性に気づいてもらいたいという狙いがあります。また、試験內(nèi)容については、短時間で多くの処理をする問題ではなく、じっくり考えて答えを出すような問題も出題されるそうです。

長崎大會の運営にあたっては、かつての日本代表OB/OGにも集まってもらい、交流してもらいたいと、第31回國際生物學(xué)オリンピック運営委員會では考えています。代表として參加した當(dāng)時の楽しい思い出を次世代に伝えてもらうとともに、OB/OG同士の交流の場として活用してほしいという意図だといいます。

日本生物學(xué)オリンピックについての詳細(xì)は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.jbo-info.jp/